2003年06月29日（日） 闘龍門JAPAN＜神戸ワールド記念ホール＞ 「4周年記念大会　in 神戸」

はじめての神戸ワールド記念ホール。思ったより遠いっ！ つうか、あたしが神戸に行く習慣がないからですけどね。 神戸っ子がなんだか恐い浪速っ子なのであります。 第１試合　６人タッグ　３０分１本勝負 ○ミラノコレクションA．T．＆"Brother"YASSINI＆ペスカトーレ八木（イタリアンコネクション） 　（14分17秒　A．T．ロック） SUWA＆×ドン・フジイ＆TARU（C-MAX） 　 ＞（左）女の子をひきつれてミラノ入場 　（右）リング全体ではこないなかんじ 　 ＞（左）ヤッシーニ、髪の毛すっきりしてよかった 　（右）パン屋さんはパン屋さんなのね 　 ＞（左）ミラノが固めてる横でヤッシーニが固めて、八木も固めてやんややんや 　（右）勝利のミラノっ 個人的にヤッシーニの技をかける前にする指の動きが不可解すぎてツボ。 ひとりでずっと真似してました。 あと、後ろの女の子が振るイタコネの旗の風圧がすごくて髪の毛がぼわんぼわんってなってました。 試合はチーム同士が仲のよい闘龍門らしく、 もんのすごいスピードで連係がすすみ、スムーズな試合展開に。 SUWAのジョンウー、フジイさんのナイスジャーマンに八木が捕まりあわやカウント？なシーンにもうまいことカットが。そしてミラノのジャーベ！と思ったらこの前のエルヌメロに続き、フジイさんもぼんよよんとはねっかえしてました。 最高！フジイさんっ！と、思ったら、パンを持った八木が乱入。 そしてパンでパッコーン！それにひるんだフジイさん、ミラノにつかまり固められてタップ。 C-MAX側の３人がとっても渋くてかっこいかったです。 ミラノのムーンサルトの弧は芸術品だと思える程の綺麗さ。それを横から見れた幸せ。 そしてジャーベっ！ジャーベっ！あたしもかけてっ！ 第2試合　タッグマッチ　30分1本勝負 ○アンソニー・W・森＆岩佐卓典 　（12分4秒　エスカルゴ） セカンド土井＆×三島来夢（M2K） 前回の観戦（人生初闘龍門）で見た事があったのはアンソニー（王子）とセカンド土井（巨人のテーマ）だけであとの選手はテレビではちょこっと見た事があったんだけど、ちょっとわかんなくて・・・あれでした。 で、前のお姉さんがうろうろするもんだから、ミート君の真似して「王子ぃ〜」とか言うてました。 しっかしセカンド土井の入場はすばらしい。 入場曲の前にウグイス嬢の声で「セカンドー土井」が入り入場曲は巨人の星（バファロのとは違う、アレンジなしバージョン）。リングに入るとバットを構えるモーションに入り、打つのかっ！と思ったらバントのポーズ。コーナーからリーリ−（リード）をしての技の流れも好き♪ 三島は確かウルティモドラゴンとタッグを組んでた事もあったんじゃないかっていう曖昧な記憶から 期待しすぎて見てしまった。 しかし、後で公式サイトを見ると、三島はこれで負けたらM2K脱退らしいんだけど、どうなるんだろう。 このメンバーの中で一番動きがよく見えたのは王子だったけど、 だけど、王子が技をかけられたりチョップされたりしてるのを見るとなんだかせつない気持ちになります。 第3試合　3WAYマッチ　30分1本勝負 大鷲透、JUN（C-MAX）、コンドッティ修司（イタリアンコネクション） （11分25秒　3者リングアウト） 　 ＞（左）三者揃いぶみ 　（右）JUNの当たりにきかないそぶりの大鷺 　 ＞（左）JUNの足を責めるドッティ 　（右）大鷺を机にどがーん JUNを雑誌で見ていて、すごい楽しみにしていた。 コンドッティは大好きなのでそれはいわずもがな。 はじめて見る大鷺はごっついでかくて外人体型。見るからにパワーファイターな大鷺とドッティ。JUNも小さくはないんだけどこの二人に挟まれるとどうしても小さく見える。 JUNの当たりにも、ドッティの当たりにも微動だにしない大鷺に場内大歓声。 なんだっ！この人わっ！ごっつい溜めののど輪落としは本当に強烈！ 場外に出たと思ったら、リングアナがおるとこ、ゴングが置いてある席の机をリング上にもってきて、何をするかと思いきや、それをコーナーに立てかけて、おいおいハードコアかよー（笑顔で） ってそこにドッティをのど輪落とし、しようとした所に邪魔が入り、 逆にドッティがスピアーで大鷺を机に押し付け机まっぷたつ。（だったと思う）すげえ！ドッティもおもろ！ こんな二人につかまったJUNは本当に自分の試合をさせてもらえず、 途中から結託したドッティと大鷺に場外でぼっこぼこに。 カウントはどんどん積み上がっていく一方。リングに戻ろうとするJUNに対し、 ドッティと大鷺は足をひっぱり自分らが入るんかと思ったら、そのまま全員リングアウト。 場内大ブーイング！闘龍門はこれがあるからいやん！ リングアウトほど、不完全燃焼な試合はないなと思うしだいであります！ 第4試合 ストーカー市川暴走十番勝負番外編　時間無制限1本勝負 ×ストーカー市川 　（5分9秒　片エビ固め） ○ザ・グレート・サスケ（みちのくプロレス） 　 ＞（左）ストーカー市川入場 　（右）挨拶をする岡村社長 　 ＞（左）サスケっ！ 　（右）サスケのステップをまねる市川 　 ＞（左）サスケのこの立ち方がサスケっ！（意味不明） 　（右）拝み渡りを試みる市川 　 ＞（左）レフェリに助けてもろてやとこさできたっ！ 　（右）マスク剥ぎにかかる市川 ＞勝者、サスケ 試合がはじまるまで市川の対戦相手は“X”としてかくしてあるのであります。 前々回はノーフィアー　高山で、前回はリッキーフジ。自然と期待は高まるってもんなのです。 市川の入場に続き、曲にあわせて入ってきたのは岡村社長。え？社長と市川の試合？！ と思ってたら社長、マイクを持って御挨拶。 「はじまりも神戸でした。その時僕はみなさんに“家族になって下さい”と言いました。こんな馬鹿息子（市川を差し）もいますが、今日は父兄参観のような気持ちで見てください。今日は本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします」と御挨拶。 礼をして帰ろうとしたとこで市川が「お、俺の試合は？」に対し 社長「あ、一つ重大発表があります。いっちゃん（市川）が入籍しましたっ！」と婚姻届のコピーらしき紙。 大歓声の場内と照れ笑いの市川。で、手を振って帰ろうとする岡村社長に、「試合！試合！」と市川。 社長「今日はみなさんの父兄参観・・・という事は先生を呼ばなければいけませんっ！！」と鳴り響く音楽。 ざわめく場内。あたしも友達も「も、もしかしてウルティモ校長？！！！」とかワクワクしてたら入ってきたのはサスケ！！！！！議員も先生だっ！うまいっ！それにしてもサスケが見れるなんて思ってなかったので、立ち上がって飛び上がっての大喜び（あたしと友達）あまりの喜びにはしゃぎまくってしまいました。 試合前、マイクを持ち市川「マスク問題で大変そうだなー、マスクマンとして忠告を一つしといたる。僕みたいなマスクにせいっ！」っていっちゃんのマスク顔だしやん！と会場のあちこちから声が。 サスケ「市川君、マスク問題はおかげさまで議会で認証され、晴れて解決いたしました。これからは国民の皆様の為にイチ議員としてがんばります」と先生らしいコメント。試合開始！（レフェリーはみちのくのテッド田辺　かわいいっ！）サスケの独特のステップをまねする市川。サスケの手をとり、サスケと同じ新崎人生の拝み渡りに入ろうとすると、断固、拒否するサスケ。あまりに拒否するので、市川が取り出したのは現金袋！献金だっ！！しかし、受取らないサスケに、市川はレフェリーにその献金を・・。ニコニコ顔で受取るレフェリー。拝み渡りにも付き合い、その後、何度かサスケが押え込んでも、もっそい遅いカウントのとりかたで全然３カウントが入らない。調子にのった市川がサスケスペシャルをしようとし、失敗した所で、サスケがまるめこみものすごい遅いカウントのとりかたでも３カウントが入ってしまった。やー、おもろい試合でした。 第5試合 NWA世界ウエルター級選手権試合　60分1本勝負 ○YOSSINO（王者）（イタリアンコネクション） 　（14分44秒　白夜） ×K−ness. （挑戦者）（Do-Fixer） 　 ＞（左）対峙する両者（手前がクネス） 　（右）でたっっ！フロム・ジャングル！！大好きっ！ 　 ＞（左）そしてこれがソル・ナシエンテ！！ 　（右）ベルトを巻いてあげるクネス ヨッシーノのセコンドにはイタコネのミラノとドッティとヤッシーニと八木。 そしてクネスのセコンドにはミニゴリラのヴェネチアン。 元々、このベルトをもっていたのはクネスで、次の挑戦者はヨッシーノに決まっていた所にクネスの腕の怪我にてベルト返上。ヨッシーノが決定戦でベルトを巻く事になっても、しっくりこないヨッシーノとベルトを巻くのは俺だと引かなかったクネス。両者念願の試合に、こっちもどきどきが止まらないのです。そしてクネスの後姿の美しさにもどきどきなのです（個人的に） 試合中盤、乱入するイタコネ集団（ミラノ以外）ヨッシーノがとめるのもきかず、 次々と攻撃をクネスに仕掛けて行く面々に、場内大ブーイング。 クネスはもちろん、ヨッシーノも激怒。 そこへヴェネチアンも乱入。 乱入しているイタコネの誰かに向かって、なんというか、すんごいコルバタで場外へ放りだすと、セカンドロープとトップロープの間を綺麗にぬけていくトペコンで追い払う。しかし、それでも乱入するイタコネ（ミラノ以外）に、ミラノもリングにあがってきたので参加？と思ったら、その３人を外にほうり出して、Ｔシャツの首ねっこをつかんで花道をひっぱってく。昔なつかしの先生みたいな・・・。そんなミラノに場内大歓声。かっこいいよ！おにちゃんっ！って感じ。邪魔者がいなくなったとこで試合再開。クネスは怪我が治ったばっかりだし、ヨッシーノは先日の試合で、腕を傷めていた（テーピングが痛々しい）。お互いにその腕を中心に攻め立てる。とくにクネスのヨッシーノへの腕攻撃はすさまじく、苦しむヨッシーノを見ていられなかったくらい。しかし、一瞬のすきをついたヨッシーノの飛びついてのフロム・ジャングルは見事っ！かっこええっ！これ大好きっ！しかしタップしないクネス。何かの技をかけた時に落ちどころが悪かったのか右腕を抑え苦しむクネス。抜けたか、前に怪我したとこだったのかはわからないが・・・。しかし、その横にいるヨッシーノも力尽き、大の字。両者ダウンのカウントが入りだすと、そろそろと立ち上がる二人の姿に、どちらの選手にも大歓声が。後ろの女の子達からは悲鳴が。ふらっふらになりながらヨッシーノがかけた渾身の固め技でクネス、タップで、ヨッシーノの勝利。長くて苦しい試合だった。 片腕を押さえベルトを受取ったヨッシーノに近づきベルトを巻いてあげるクネスに場内からは暖かい拍手が。本当にいい試合だった。 第6試合 UWA世界6人タッグ選手権試合　60分1本勝負 横須賀亨＆×堀口元気＆斉藤了（王者組）（Do-Fixer） 　（21分20秒　阪神タイガースープレックスホールド） 望月成晃＆ドラゴン・キッド＆○新井健一郎（挑戦者組）（M2K） 　 ＞（左）スカジャンがカラフル〜♪ 　（右）HAGEコールをうながす斎了 　 ＞（左）３人合体技。これで上にあげてたたき落とす 　（右）ふらふらなアラケン（中央） 　 ＞（左）キッドの複雑な技 　（右）一応、阪神タイガースープレックスホールド ドラゴンキッドのくるくるな技達も、モッチー（望月）の男らしい姿も大好きなんだけど、堀口元気の神が降臨するという逆さ押さえこみと最近秀でたそのキャラに最初は堀口への歓声が大多数。途中、モッチーに押さえられた堀口に対し、斎藤了がでっかいメガホンを持ち、享が変な笛みたいなんを持っての「H・A・G・E」コールは会場全体からの声援が。復活した堀口らDo-Fixerチームは、アラケン（新井）の骨折している指への執拗な攻撃で終始優勢に。それでもがんばるアラケン、カットに入るキッド、望月に、観客の声援もだんだん大きくなってくる。モッチーのカットに入るタイミングと、かっこよすぎる当り、キックが大好き！！そしてキッドはやはりくるんくるんなのである！モッチーに対し、堀口の逆さ押さえこみが入った時には、もうあかんか！と思ったけど、それをモッチーが返したところから徐々にM2K組へ試合が流れていき、最後、モッチー、キッドの助けを借りてのアラケンの渾身の阪神タイガースープレックスホールド（名前まぎわらしい、つうかややこいっ！）が入り、アラケン、涙の勝利！！！ 第7試合　UDG選手権試合　60分1本勝負 ×CIMA（王者）（C-MAX） 　（27分25秒　体固め） ○マグナムTOKYO（挑戦者）（Do-Fixer） 　 ＞（左）綺麗な照明の中現われたDo-Fixer 　（右）踊りも前より格段かっこよかった！ 　 ＞（左）CIMA　入場！！ 　（右）セコンド多っ！！ 　 ＞（左）マグナムの雪崩式腰振りフランケン！ 　（右）首と肩を極めた技（ちょっと名前わかんない） 　 ＞（左）コーナーに登ったCIMAの足にすがりつくマグナム 　（右）コーナートップでのブレーンバスター対決 　 ＞（左）マグナムがコーナーに登ると上からたくさんの紙吹雪と紙テープが 　（右）闘いの後・・・ 友達と言ってたんだが、ほんまにいい試合ていうのは感想や言葉がでてこないのです。言い訳じみてますが、ほんまにそうなんです。 時間にしてはほんまに長い長い試合だった。セコンドには、両者と同じチームのメンバー全員がセコンドについていた。が、誰の介入もなく、試合は二人だけの世界やった。 試合は、一進一退。かみ合うというのはこういうのだっ！ていうくらいのお互いの息を理解しているようなぴったりな試合。こんな試合見た事なかった。序盤の攻防は鳥肌がたったくらい。お互いの技をかけあいそれを受け、大の字になり立ち上がるのもままならずふらふらになりながら試合をしあう二人。 マグナムを寝かせ、コーナーに上がり技を仕掛けようとするCIMAに対し、その足にすがりつくマグナム。両者コーナートップに上がり、ブレーンバスターをかけあいしようとした頃から、もうあたしは涙がいっぱいいっぱい流れてきていた。場内の歓声もほんまにいっぱいで、それはどちらに片寄る事なく、もう、どっちもがんばれ！って言ってるように感じた。つうか、あたしがそうだった。 終盤、DDTのような技でマットにCIMAの首を突き刺したマグナム。（CIMAは首が悪い。そのままの状態でしばらく動かなかった）そのCIMAを寝かせコーナーにのぼり、マグナムがスローモーションのように見えたきれいなAVスタープレスで３カウントが入った。 そのままかかえられて去るCIMAに大きな拍手。 ベルトを巻きマイクをとったマグナムのコメントをかいつまんで。 「CIMAは正直本当に凄い。CIMAとやれて本当によかった。ひとりごとを言う。おい、色気だしてアメリカに行ったドラゴンの野郎！こんな出来の悪い生徒がベルトとったぞ！元々はといえば、この闘龍門は俺とドラゴン校長が二人でつくったもので・・・。デビューの頃に言ってた言葉をもう一回言います。荷物持ちからでも、夢をもっていれば、ベルトもとれる、それがここ、闘龍門です！！闘龍門は最高です！一番です！今日はありがとうございましたっ！」 化粧が落ちるかもとか、関係なく号泣。んもーーーっ！こういうのに弱すぎるよっ！あたし。 試合後もしばらく声がでないあたしと友達。短いプロレス観戦人生だが、間違いなく３本の指に入る試合だった。闘龍門観戦２回目でこんないい試合に出会えたなんて。ほんまに来てよかった。 ベルトを肩にかけコーナーに立つマグナムTOKIO

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