2003年11月09日（日） 大阪プロレス＜IMPホール＞ 「大阪プロレス物＜ストーリー＞語」＃２１〜天王山２００３ the FINAL！！〜

テレビマッチなのに・・・。 気分がイマイチ盛り上がらにゃい。 試合開始前はおともだちと全然関係ない話でモリアガリーノ。 あはははは。みんなそんなんかよ。 今日は天王山決勝なのによう。 試合開始前、天王山出場メンバーの映像。 色んな事が遠い昔の話のような気がする。 そしてあたしはあの試合の映像を見ると気持ち悪くなるみたいです。 天王山準決勝に出る４人が花道に並び、去って行った。 もう優勝は誰でもいーので怪我だけせずがんばって！って感じです。 第１試合　20分１本勝負 ×的場真人 　（６分０６秒　アルゼンチン・バックブリーカー） ○大王QUALLT 　 ＞（左）対峙するふたり 　（右）コブラツイストっ！ ＞なんか足の根元からむぎゅって感じで 的場の試合はなんか知らないけどオモロイ！ 大阪プロの他の試合のような高速やりとりはないんだけど、 河津落としとかコブラツイストとかアルゼンチンバックブリーカーとか、 会場とかが「わあっ！」ってなるのがすっごい楽しいナー。 カルトのアルゼンチンバックブリーカーはブィンブィンって感じでした！ 今日の爆リンゲストのタムケン（元LALALAのタムラ）とアナウンサーの会話がたまあに聞こえたのですが、「こぎれいになりましたねー」って言ってたのはカルト・・の髪？的場の・・・なに？なになに？ 第２試合　６人タッグマッチ　３０分１本勝負 えべっさん＆トルトゥガー＆○福田ユタカ 　（１５分４９秒　体固め） S・デルフィン＆×くいしんぼう仮面＆ペロ ＞A：ペロとペッキー、B：大阪ドーム、C：通天閣 　 ＞（左）ふふふふふくだ？ 　（右）こっからパペットマペット 　 ＞（左）足も押さえとけよーって言われて足も押さえるくいちゃん 　（右）しっかり押さえとけよー 　 ＞（左）んあっ　たっちたっち！ 　（右）くいちゃんのラ・ケブラータ 　 ＞（左）死んでもらいます。んびびびびびびびび 　（右）シャイニングエベザード 　 ＞（左）デル「おかしいよな！？」ってタムケンに。 　（右）勝者福田・・？ ＞剣だワーン デル軍入場。 わーん、くいちゃんお菓子！お菓子ちょうだいっ！って思ってる時に ふとデルフィン見たら、こないだのみちのくの試合に着てたコス！ むっちゃかわいい！！ 右脇腹にくいちゃん、左わきばらにペロとぺッキー。 パンツの前部分に通天閣と太陽の塔と大阪ドームと大阪城。 ニーパッドにはデルフィンアリーナの文字まであるよ！ 体の至るトコに大阪プロレスのロゴがあるよ！ 大阪プロレス、デルフィン軍団満載のコスに自分の会社大好きっていう社長の愛を感じました。あたしも大好きっ！！ 続いて福田入場。 で、度胆を抜かれたのですが、 そこらへんは触れてはいけないのだろうか、 でもおもろいから触れてしまおうか。 ふふふふふふ福田？ 気合いが違う方向に空回り？ 帽子と上着をいつものコスの上から着てきたんですが・・・ なんつか、往年のチェッカーズ？というか？ 何度見てもおもろくてアレなんですが・・お笑い試合仕様？ だよね？ 今日もデルフィンとくいちゃんのラブパワー満載で。 愚連隊も完璧なチームになってるんですが、 デルフィン軍団もある意味形が出来てきたのではないかと。 くいちゃんとえべの「パペットマペット」ってロープ際で両手をパーに広げて二人で傾いてにゃーって感じで、そんなん見せられたら腰くだけます。今日はあたしへのサービスで（思い込み）二回もやっちゃって。もうっ！ ふいにコーナーに吊られる福田に、 誰からか「バトルロワイヤルみたいやな」ってつっこみ入るも、 福田、吊られたまま放置。 くいちゃんのラ・ケブラータ、亀ちゃんのトペレベルサ（バイバイしながら後ろに飛ぶやつ）、えべも飛ぼうとしてずっこけたり、デルフィンもプランチャしたり。みんなきゃあきゃあってなってる向こうで福田はやっぱり放置。 えびす落としからのえべの社長いぢめ。 「天王山賞金３００万円って、そんな金あったら１００万くらいにしといて残りを分けんかい！！」「ボーナス出せや！！」の商売繁盛！失敗で形成逆転。 デル「なんやて？！」えべ「いや、請求水増ししてるやつがいるんです・・・ペッキーです！毎回２００円水増し請求しとるんですわ」ペッキーがあわあわしてるとこに目潰し攻撃を２度試みるも両手捕まれたえべっさん。 えべ「仕方がありません、師匠死んでください、ビーム！ビビビビビビ」 デル「なんもでてへんわ！！」 えべ、しつこく　ビビビビビビ　するもんだから、しびれきらした社長にスイング式DDTをきっかりかけられてデルフィンクラッチをかけられるもカット。 かめちゃんを捕えたくいちゃん、ながーい首かっきりポーズしてる所へえべのシャイニングえべザードがヒット！後ろに倒れたくいちゃんの振動で、吊られてた福田がくいちゃんの上にこてんって落ちてのフォールで福田がくいちゃんから３カウント。 俺！俺が！俺俺っっ！！ってえべが再三アピールするも聞き入れない松井。 なんでしょうか！この鮮やかな試合展開は！ 思わず「すごいっ！よう出来てるっ！」って拍手しちゃいましたー。 試合後、えべ「僕らの給料、あのキラキラマスクにもってかれてるんですわ」ってボヤキ。 今日のクイズコーナーはペッキーがクイズ出してペロが風船！って形だったんだけど、ペッキー、緊張してたのか答え言っちゃってペロがクイズだして風船で剣まで作ってたよー。 第3試合　「天王山２００３」準決勝戦　６０分１本勝負 ×ツバサ 　（１７分２１秒　フランケン・シュタイナー→エビ固め） ○“ビッグボス”MA−G−MA 　 ＞（左）カルトの世話焼き女房ぷりが大好きです。 　（右）男の背中っっ 　 ＞（左）しめっっ 　（右）勝者まぐまー ＞それでもかっこいいっって思っちゃったよ。 重量感ある攻めに軽やかな空中技がまざったマグマの攻めに、 切り返しで丸め込みに何度もいこうとしたんだけど、 投げっぱなしのスープレックスを何度もくらい、 後ろからかかえこまれたスリーパーを長いことくらったツバサ、 徐々に体力を奪われているのが目にみえてわかるのがつらくて。 ツバサ終盤連発していたフランケンシュタイナーからの丸め込みのお株を奪い マグマが頭を叩き付けたようなフランケンシュタイナーをがっちり決めて ３カウントが入り、マグマの決勝進出が決まりました。 言葉がでてこない程、二人ともかっこよくて！！ お互いの技がきっちりきまって、 マウントして、それを返して。 なんかずっとずっと続くような感覚になりました。 そしてそれをずっと見ていたい気がした。 そんな試合でした。 第４試合　「天王山２００３」準決勝戦　６０分１本勝負 ○ビリーケン・キッド 　（１３分４５秒　ラ・エスパルダ） ×タイガースマスク 　 ＞（左）ビリー入場前。精神統一のタイガース 　（右）瞬時の丸め込み！！ 　 ＞（左）場外に出て間合いをはかるタイガース 　（右）これってなんて技なんだろう。 　 ＞（左）ジャーマンスープレックスホールド 　（右）たいがーすすーぷれっくすほーるど 　 ＞（左）ラ・エスパルダ 　（右）讃えあう両者 さっきの試合が今の大阪プロレスなら、この二人は未来の大阪プロレスなのかなあって。観戦記を書いている今、思います。 タイガースリングイン。 静かに入り、客へアピールもせず。 黙々と自分のコーナーへ行き、 リング中央に大の字に寝ころがり精神集中。 その姿がなんだかタイガースをおっきく見せるんだなあ。 ビリー入場。 いつもの入場。 だけど目がタイガースをじっとにらみ、風格倍増。 試合開始はタイガースの奇襲攻撃から。 松井があわててゴングを鳴らさせると途端にタイガース、村浜から金星をとったスクールボーイで丸め込み。ビリー、あわや。 試合展開は一進一退。 でも、ビリーの引き出しはなんぼあるんだろうっていうくらい、切り返し、技へもっていく動き。ため息がでる程すごい。そしてそれを受け、気合いでたちむかっていくタイガース。 ビリーのラ・エスパルダを丸め込みでかえし、ジャーマンスープレックスからブリッジでデルフィンスペシャル１号にいくかとおもいきや、立ち上がりビリーも持ち上げてのタイガーススープレックスホールドは見事！カウント入るかと思った。 しかし、最後見事にせめこんだビリーのニ度目のラ・エスパルダが決まり、ビリーの勝利。 最後は両者握手で健闘をたたえあう。 大阪の未来は明るいなあってつくづく思いました。 （もはや　大阪プロレスを数十年見てる老人みたいな感覚） 第５試合　スペシャルシングルマッチ　６０分１本勝負 ×ゴア 　（６分４７秒　胴締め式チキンウイング・フェースロック） ○冨宅飛駈 　 ＞（左）ねえねえ、こんなのをプロレスカードにしてよう 　（右）構えいっことってももう！ 　 ＞（左）サソリ固めを決めるゴア 　（右）ダイビングボディプレス！！ 　 ＞（左）チキンウィングフェイスロック 　（右）根っころがって後ろからきめるかんじで ＞何回試合したらいいんですか 冨宅さん入場、場内ブーイングになんだかせつない感情。 ゴアの入場後のコーナーアピールでもうヘロヘロです。 試合開始、向き合う両者。 冨宅さんはいつものパンチキックな構えで。 最初、同じような構えをゴアがするから、打撃に付き合うのかなって思ったら、場内大歓声をうけたサソリ固めを決め、ダイビングボディプレスまできっちり決め。 ゴアがプロレスをする程、冨宅さんの体の脂肪のなさが恐くて見てられないんです。プロレスに慣れきれないのも、技あんまり出さないのもいいんだけど、とりあえずプロレスのリングにあがるならそれなりの体になって欲しいです。サソリ固めとかもポキっていってまいそうで・・・。 くいちゃんとの試合とか、バファロとの試合とかで得た事ってなんなんだろうって思った試合だった。初戦の福田とやった試合みたいな感じだったです。せっかくあんな色とりどりのレスラーとあたってるのに！っていうのが、最後のコメント出してる時のみんなのブーイングだったのかなと。 だって初戦の時はあんなブーイングでなかったよ。 バファロ戦はおもろかったのになあ。 ゴアはちゃんとプロレスラーでホントもうかっこいいったらない！！冨宅さんのキックを胸で受け止め、倒れず叫び声をあげながらアピールとか、もう、んはーってなりました。カルトのタイミングのいい介入も素敵で素敵で。 村浜との試合が決まったみたいで。 東京なので見れませんが、 今までの試合がなかったかのような試合じゃない事を祈ります。 参戦自体はあたしは否定じゃないです。 最初はその異色っぷりに大喜びだったんです。 だからこそ残念と思ってしまうんかもしれないんですが。 って意見のべすぎか。あたし。 第６試合　スペシャルタッグマッチ　６０分１本勝負 村浜武洋＆×ミラクルマン 　（１０分５７秒　雪崩式浜ちゃんカッター→体固め） Gamma＆○グラン浜田 　 ＞（左）昭和と平成のちっちゃい人 　（右）わーいわーい ＞ホラ！俺のが高いんやぞ！（浜田さんコーナーにのぼりながら） 大阪プロレスのリングで浜田さんが見れる日があるだなんて！ 嬉しくて嬉しくて、浜田さんっ、浜田さんっって叫びまくりでした。 「昭和の小さな巨人」グラン浜田の後、「平成のちっちゃな巨人」村浜とコールされてるのに、村浜怒るかと思いきや、ニッコニコ。かわいい。 全日本で何度か見た事があるのにヘビ−級の中とかで試合してはるので、気づかなかったのか、近くでみたら、肉体がすごい！５２歳であの太ももって！拍手！うちのオトンは同じくらいの歳ですがお腹がすごいです。あとＴシャツ焼けです（家庭菜園するため。関係ないけど） 流れとかは正直あんまり覚えてないんですが、 座ってる村浜に対する飛び込みなエルボーとか、ロープに走っての意地のはりあいとか、村浜のキックうけたりとかもうっ！もうっっ！すごい！ Gammaのサポートな試合展開もビバ！ 最後は天王山の雪辱をはらすかのように、ミラコーに対し、浜ちゃんカッターをコーナー上から決めて（どんな技かあんまりよくわかんなかった・・・）勝利。 最後、やたらと背の高さを気にする村浜と浜田さん。 俺が高い！俺が高い！ってヤリトリ。 最後は、浜田さんコーナーに登っちゃったりしてアピールしてました。 でも、村浜、パートナーのミラコ−後ろで倒れてるよー。もー。 ミラコ−の首がちょっぴり心配であります・・・。 しばらく立ち上がらなかったし・・・。 第７試合　「天王山２００３ the FINAL」優勝決定戦　時間無制限１本勝負 ×ビリーケン・キッド 　（１９分３０秒　ラストライド→体固め） ○“ビッグボス”MA−G−MA 　 ＞（左）投げっぱなしすぎなくらいのなげっぱなしジャーマン 　（右）もーいっちょう！（それは黒田） 　 ＞（左）本物サソリもこんなになってないよ 　（右）このまま下に落とす。首がぐにゃってなってて恐かった 　 ＞（左）ビリーのパワーボム 　（右）ビリーが雪崩式フランケンにもってこうとしたとこを、雪崩式パワーボムにきりかえるマグマ 　 ＞（左）ビリー、ダウンな場面多し 　（右）勝者マグマ ビリーって叫ぶ時、女子の声裏返り率高いよね。 場内もーーーーーーのすごいビリーコール。 あたしは二人共っ！がんばれ！なので声だせず。 ハンケチとデジカメをぎゅーーーって握りしめながらの観戦。 マグマ入場。セコンドにはゴアとカルト。 ビリー入場。セコンドにはタイガース。 二人共、ほんまに今日２試合目？な位の動き。 マグマのパワーファイトに加え、椅子攻撃、カルトが松井をひきつけての場外でのラフ攻撃などに翻弄されるビリー。 ビリーがなげっぱなしジャーマンを何度かふんばって返すも、 立ち上がった瞬間にはいるマグマの強烈ラリアット。 起死回生のラ・エスパルダも急所攻撃でかわされ、色んなとこでちょっとした事がマグマの方に風向きがむいてるような感じの試合でした。 というか、もう、圧巻って感じ。 ビリーがなんぼ切り返しても、丸めこんでも駄目。 パワーも上だし、かと思えば華麗な空中技も使うし。 ビリーも超かっこよかったんだけど、 なんかもう　マグマすげえっっ！！って改めて思った。 なぜ試合中の描写がすくないかというと、セコンドのゴアがビリーに激をとばしてるのが気になってしかたなかったからです。 もう！ゴアったら！って目がはなせなかったからです。 試合後、プレゼンテータ−の人がいなかったみたいで、ちょっとモタモタ。 「はよせーやーコラー！」の声にびくってなる的場。 ＞お前らわかったかーこらー　あーこらー 週プロ賞はビリーケン・キッド。 ベストバウトはマグマ対ゴア。 あたし的ベストバウトはバファロ対マグマで、個人賞はタイガースにあげたいなあって思ってましたが、ゴアとマグマの試合もよかったなー。 マグママイクを持って「ライガーか村浜とシングルやらせろ！」とアピール。 ライガーとマグマの試合みたいなあって思ってたら、 そういえば休憩前に沼津でのライガー対ゴアの試合発表されてた！！ そうだ！ マグマ＆カルト対黒田＆金村もや！ そうや！！（思い出し憤慨） そういうのなんでそんな遠くでしかも平日にするんですかー。 なあなあ、大阪プロレスさんよう。 （グラサンかけて派手なアロハ着てガム噛みながらな感じで） 休みの日ならまだしも、そんな日にされたら しがないサラリーマンはどうしようも出来ません。 しょんぼり。 で、今日、何度もリングと入口交互に見てて首が疲れました。 もしかしたらバファロが乱入してくるかもって。 見てるかもって。 試合後、公式サイトで土曜日のバファロ復帰戦が発表されてた。 それ見るまでは今日一日の試合が頭に入り切らないホドだったんだよ。 でも、よかった。 色んな最悪な嫌な事を想像してたから。 土曜には帰ってくるんだ。 ほっとしたら、 色んな事が実感になって、 今日一日とっても楽しかった事を思い出しました！ それまでは帰りに寄った店でなぜか生ビール売り切れだし、 テーブルにあるみにおみくじ引いたら小吉だし、 散々凹み倒して友達に心配されてたので・・・。 やっぱり大阪プロレス大好きだなあって。 後に残るのはそれなんだなあって。 つくづく実感できてよかった。

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